とかち鹿追ジオパーク ジオサイト17

大昔の湿地の広がりを示す地層

下鹿追亜炭層

然別川沿いに現れた崖から過去のできごとを知る

およそ80万年前、今の音更町付近を中心に、鹿追町の南部に至るまで、大きな潟湖または湿地が広がっていました。当時生育していた植物が積もってできたのが、ここの崖に挟まれている黒い地層(亜炭層)です。

地層の拡大写真

亜炭層からは、植物の断片や羽虫の化石が見つかることも

崖をよく見てみると、亜炭層が複数枚あるのが分かります。これは当時、湿地と陸地を繰り返したことを物語っています。この亜炭層は芽室町などにも広がっており、昔は採掘して燃料に使用されたことがあるようです。

基本情報

アクセス 鹿追市街から音更方面へ向かい車で約10分
駐車場 なし
備考 トイレなし

マップ

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