風穴とは、夏でも冷たい風を吹き出す穴のこと。然別湖周辺に
広がる風穴地帯と風穴が育む不思議な森を散策しよう!

風穴と美しい苔の森

風穴に手を伸ばし「山の呼吸」を感じよう!

然別湖周辺の山々は日本最大級の広さを誇る風穴地帯で、いくつもの場所に風穴が点在しています。
 
風穴とは、夏でも冷たい替えを吹き出す穴のことです。夏から秋、風穴地帯の岩の隙間に手をのばすと、冷たい空気が吹き出しているのをハッキリと感じることができます。

冷やされた冷気が、美しい苔の森と高山植物を育む

風穴からは、真夏でも低い時は2℃程度の冷気が吹き出しています。さらに風穴の奥には冷気の源の氷が残っています。
 
この冷気と湿気が美しい苔の森を作り出しています。標高が1,000~1,200m程であまり高くないのに、高山植物が見ることができるのも風穴が吹き出す冷気の影響です。

風穴を見るなら、然別風穴地帯・東ヌプカウシヌプリがおすすめ

写真は「然別風穴地帯」駐車スペース近くの斜面です。ここが一番アクセスの良い風穴スポットです。運がいいとナキウサギが顔を見せてくれるかもしれません。
 
風穴と美しい苔の森が見られるのは「東ヌプカウシヌプリ」です。登山口から15分ほど登ったエリアに風穴地帯が広がっています。

仕組みが分かるともっと楽しい

風穴から冷気が吹き出すのは、山や斜面の成り立ち・構造、四季の気温の変化や空気の流れが関係しています。風穴を見る時にこの仕組みが分かると「風が出る穴」ではなく、周りの山々や目に見えない地中にまで意識が向いて楽しさが広がります。

とかち鹿追ジオパーク ビジターセンターでは、風穴の仕組みをパネルを使って詳しく解説しています。フィールドへの交通状況や、旬の見どころなどもご案内しています。お立ち寄りください。

風穴の森をより深く楽しみたい方は、ガイドツアーに参加するのがおすすめです。普段は目に留まらない野生動物の痕跡や小さな植物、自然現象をわかりやすく案内してくれます。ガイドと森に入ると、目の前の景色が違うものに見えてきます。