愛らしい姿と鳴き声でファンが多いナキウサギは、然別湖の森を代表する生き物です。
ここでは、ナキウサギの生態や観察のポイントを紹介します。

ナキウサギ観察のポイント

ナキウサギはどんな所に住んでるの?鳴き声は?

 ナキウサギは岩がゴロゴロとした場所をすみかにしています。体長15cmほどの大きさで警戒心が強いため、ナキウサギを探す時は離れて静かにが鉄則です。鳴き声は「ピィッ、ピィッ」や「ピチィ」という高い声で、小さい体の割に大きな声です。岩場全体をながめて、動く個体にアンテナを張っていると見つけやすいです。然別火山群の一帯がナキウサギの生息地になっています。
 観察・撮影する際は、自然環境に影響を与えないように道路や登山道から外れないように注意してください。

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金森

然別風穴地帯では、斜面に開いている穴に手をかざしてみましょう。冷たい風を感じることができると思います。この穴のことを風穴といいます。

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ナキウサギの生態について

ナキウサギは数万年前の昔、海水面の低下によりユーラシア大陸と北海道が繋がっていた氷期にマンモスなどと共にやってきました。その後、地球が温かくなるにつれ、海水面が上昇し切り離されて北海道に残りました。

ナキウサギは岩のゴロゴロとした場所にのみ生息し、涼しい場所を好むことから、北海道では標高の高い山など限られた場所でしか見ることができません。然別湖周辺にはナキウサギの好む環境が揃っています。

ナキウサギは一見ネズミのように見えますが、ウサギ目ナキウサギ科のれっきとしたウサギの仲間です。理由はウサギのように上の門歯(前歯)が二重になっているからです。しかし昔は「岩鼠」「ゴンボネズミ」などと呼ばれていたので、ネズミの仲間と考えられていたようです。